ご挨拶

　1965年に発足した「関西芸能マネージャー協議会」(通称：マネ協)は、主に関西で芸能マネージメントを行う事業者同士の親睦を深めるとともに、俳優の出演条件の向上、肖像権・著作隣接権の保護、業界の近代化、メディアの多様化に伴う対策や情報共有などを、研修会・アワードなどの形で50年以上にわたり活動してまいりました。 　また、年に一度、ＮＨＫ・民放各局・テレビ、映画、舞台、ＣＭの制作会社を始め、録音スタジオのスタッフの皆様との《懇親会》や、《タレント名鑑》の隔年発行等の年間行事を開催しています。
　近年では未曽有の感染症パンデミックが発生、今なおその脅威は続いており、これによる俳優たちの出演機会の減少は多大なものとなりました。そして無視できないのが、従来とは異なる出演の場、エンターテインメントの形が、否応なしに加速度的に進化していることです。重要なのは、時代の流れに悲観するのではなく、そういった新たな形を迅速に察知し、または自分たちで考えて実現していくような気概とアンテナを持つこと。当協議会もそのためのパイプ役、そして情報共有の場として会員社皆様の活動の一助となれるよう、邁進してまいります。
　今後とも当協議会の活動に賛同して頂ける事業者の皆様のご参加を、心よりお待ちしております。
関西芸能マネージャー協議会　会長　勝部洵一朗